過多月経や貧血などの症状をともなわないのであれば、子宮筋腫が発見されたからといって慌てることはありません。
今後、筋腫が急激に成長する傾向がないかどうかを、定期検診などで観察していけばいいでしょう。こういったことを、経過観察と呼んでいます。
一般的に自覚症状のない筋腫であり、なおかつ大きさもあまり変化しないのであれば、経過観察として特別な治療をしないケースが多いものです。
しかし、患者がまだ若い世代であれば、筋腫がこれからどんどん育っていく可能性や、なんらかの症状が発生する可能性は否定できません。
肉腫をはじめとする悪性疾患を見逃さないためにも、定期検診は必ず受けることをおすすめします。
患者の年代によっては、閉経が近いことから子宮筋腫が成長していってることが判明していても、治療の必要がないとされるケースもあります。
これは、閉経になれ、ホルモンの関係上筋腫が育つ可能性がないと判断してのことです。しかし、治療の必要がないといっても、手術の必要はないという意味なのです。決して放置してもいいというわけではないので、勘違いしないように気をつけましょう。あくまでも、定期的な経過観察は怠ってはいけません。
定期検診を受けつつ、子宮筋腫の経過観察を行う時に特に注意したことは、おりものや月経の変化を見落とさないということです。