子宮筋腫の大きさを表現する時には、筋腫そのものの大きさをはかるわけではありません。一般的には、筋腫が発生している子宮全体の大きさを指すのです。
婦人科などの病院内では、「にわとりの卵大」「がちょうの卵大」「握りこぶし大」「新生児の頭大」などといった言い方をしています。巨大なものになると、フットボール程度の大きさにまでなってしまった筋腫も発見されます。
ただし、子宮筋腫で問題になるのは大きさだけではないのです。
なぜなら、発生した場所によっても、今後の成長やそれにともなう治療方法が異なってくるからです。
たとえ「にわとりの卵大」であっても、粘膜下筋腫であればかなり重度の貧血や過多月経に見舞われているはずです。反対に、「にわとりの卵大」の漿膜下筋腫だったら、それほどひどい症状になることもありません。
子宮筋腫の大きさが「握りこぶし大」よりも小さいもので、しかもとくに不快な症状がない場合には、 経過観察のみで薬物などの治療は行わないことが多いようです。 ただし、筋腫独得の症状が見られる場合には、 薬物療法などによって症状の改善をはかっていきます。
その結果、症状の改善がなかったりだんだん悪化したりする時には手術も考えなければいけません。
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